Grammarlyの代わりになるツール5選:英語が母語でない人向け
Grammarlyで下線が一つも出なかったのに、読んだ同僚には翻訳ツールの出力のように見えた。そんな経験がある方向けの比較です。
結論: 何が困りごとかで選ぶものが変わります。翻訳調の短い文はnonolingo(Mac)、欧州言語はLanguageTool、言い換えはQuillBot、翻訳はDeepL、長文はChatGPT。当サイトはnonolingoの運営です。
Grammarlyは、正しさ、わかりやすさ、文体を整えるツールです。ただ、日本語を母語とする人が仕事で英語を書くときの悩みは、「間違い」より「正しいのに不自然」であることが多いと思います。このページは、その違いを前提に選び方を整理したものです。
最初にお断りしておくと、このサイトはnonolingoが運営しているため、nonolingoも比較の対象に入っており、私たちには利害があります。ほかのツールについては、2026年10月10日時点に確認できた事実だけを書き、出典を末尾に載せています。機能や料金は変わることがあるので、購入前に各社の公式ページで確認してください。
英語が母語でない人が見るべき基準
- 翻訳調の言い回しに気づけるか。難しいのは、文法は正しいけれど同僚は書かない、という文です。翻訳っぽく聞こえるメールの言い回し(英語)に例があります。
- 入力している場所で使えるか。タブを行き来するたびに、直す手間よりも時間がかかります。
- トーンを選べるか。丁寧、親しみ、短く、は別々の仕事です。nonolingoのトーンはトーンのガイドにあります。
- プライバシー。多くのツールは文章をサーバーに送ります。ポリシーを読んでおきましょう。
- 料金。無料枠はツールごとに違います。nonolingoは料金ページにあります。
一覧で比べる
| 選択肢 | 向いている用途 | 使う場所 | 主な制約 |
|---|---|---|---|
| nonolingo | 翻訳調に聞こえる短い仕事のメッセージ、母語で書いてから英語にしたいとき | Mac上のあらゆるテキストボックス | Mac専用で、用途はあえて絞っています |
| Grammarly(基準) | 正しさ、わかりやすさ、文体の確認 | Mac・Windows用デスクトップアプリ、ブラウザ拡張など | 翻訳機能は有料プランの一部(Grammarly公式による) |
| LanguageTool | 20以上の言語の文法・文体チェック | ブラウザ拡張、アドオン、専用エディタ | 初期設定では文章がサーバーに送られる。文体の提案の多くは有料 |
| QuillBot | 長めの文章の言い換えと要約 | Webエディタ、ブラウザ拡張、デスクトップアプリ | 無料の言い換えは1回125語まで(最近のレビューによる) |
| DeepL | 質の高い翻訳。DeepL Writeは主要言語の文章改善 | Macアプリで文章を選んで ⌘+C+C | 選択してから呼び出す流れ。対応言語は公式で確認 |
| ChatGPT | 長い下書き、アイデア出し、説明 | 専用アプリまたはサイト | 必要以上に長く書きがちで、貼り付けた内容しか見えない |
6つのツールを一つずつ
Grammarly(基準として)
特徴:正しさ、わかりやすさ、文体を整えるツールです。MacとWindowsのデスクトップアプリとブラウザ拡張があり、Web、モバイルキーボードでも使えます。無料プランと有料のProがあります。
向いている人:長い文書を書く人、WindowsとMacの両方で作業する人、剽窃チェックやチームの文体ガイドが必要な人、すでに自然な英語を書けていて仕上げを整えたい人。
nonolingo
特徴:入力中に、軽い修正か自然な書き直しを提案するMacアプリです。どのテキストボックスでも動きます。日本語など英語以外の言語で書いて自然な英語にしたり、受け取ったメッセージを選んで返信案を出したりもできます。
向いている人:毎日たくさんの短い英語メッセージを送り、文法は大丈夫なのにトーンが翻訳調になりやすい人。
制約:Mac専用(macOS 14以降)で、長い文書の編集ツールではありません。文章はサーバーに送られます。詳しくはプライバシーページをご覧ください。
LanguageTool
特徴:20以上の言語に対応した文法・文体チェッカーです。Macではブラウザ拡張、アドオン、専用エディタで使います。
向いている人:英語以外にも複数の欧州言語で書く人、主にブラウザで作業する人。
制約:初期設定では、チェックのために文章がサーバーに送られます。文体の提案は有料のプレミアムのほうが多くなります。
QuillBot
特徴:複数のモードで言い換えができるパラフレーズツールで、要約と文法チェックもあります。学生に人気があります。
向いている人:レポートや長めの段落を言い換えたい人、要約が欲しい人。
制約:無料の言い換えは1回あたりの語数に上限があり(最近のレビューでは125語)、有料のモードもあります。
DeepL
特徴:翻訳の質で知られています。Macアプリでは、文章を選択して ⌘+C+C で翻訳できます。DeepL Writeは、一部の主要言語で文章を改善します。
向いている人:文書や長い文章を翻訳したい人、欧州言語どうしで仕事をする人。
制約:選択してから呼び出す流れになります。DeepL Writeの対応言語は、公式ページで確認してください。
ChatGPT
特徴:書く、書き直す、説明するができる汎用のチャットアシスタントです。
向いている人:長い下書きや新しい文章、アイデア出し、説明が欲しい人。
制約:必要以上に長く書きがちで、指示の出し方によって結果が変わります。貼り付けた内容しか見えません。この点は私たちの見方で、公式の仕様ではありません。
誰がどれを選ぶか
Grammarlyを選ぶ人
- 長い文書を書く、またはWindowsとMacの両方で作業する
- 剽窃チェックやチームの文体ガイドが必要
- 英語はすでに自然で、仕上げを整えたい
nonolingoを選ぶ人
- 日本語で考えて、仕事では一日中英語を書く
- 文法は問題ないのに、トーンが翻訳調になる
- 取引先への返信を、相手のメッセージから下書きしたい
併用もできます。ただし、入力欄での提案は一つのツールに絞ってください。二つのポップアップが同じ文を取り合うと、かえって混乱します。
より詳しい比較はnonolingoとGrammarlyの比較(英語)、全体の一覧はalternativesのまとめ(英語)にあります。実際の使い方はガイド、導入はダウンロードページへ。まずはnonolingoの概要を知りたい方は、nonolingoとは?をどうぞ。
よくある質問
英語が母語でない人に合うGrammarlyの代わりは?
悩み次第です。正しいのに翻訳調なら、入力欄で直すnonolingo(Mac)。複数の欧州言語ならLanguageTool、言い換えならQuillBot、翻訳ならDeepL、長文の下書きならChatGPTが候補になります。
Grammarlyだけでは足りないのはどんなときですか?
文法は合っているのに、英語の同僚が書かない言い回しになるときです。正しさのチェックと、自然さの書き直しは別の仕事なので、後者を得意とする道具が役立ちます。翻訳調に悩むなら、そこが分かれ目です。
nonolingoは他のツールと併用できますか?
併用できます。ただし入力欄に出る提案は一つのツールに絞ると、二つのポップアップが同じ文を取り合わずに済みます。長文はChatGPTなどと使い分けても構いません。
nonolingoが向いていないのはどんな人ですか?
Macを使わない人、長い文書の編集や剽窃チェックが必要な人です。その場合は、Grammarlyや他のツールのほうが合います。当サイトは運営元なので、この点は正直に書きます。